寺山修司
建設業における労働時間の上限規制の流れ
戦後日本の復興に尽力してきた建設業は、3Kと言われ昭和の時代から令和の時代に至るまで一般的な企業に比べて変わらず労働時間が長いと言わ続けてきました。 実際、厚生労働省の令和3年 1 月分の資料によると、建設業における 1 ヶ月の総実 労働時間は、調査した産業の平均と比較して約 21 時間多いことがわかります。建設業の大きな問題は労働時間の長さにあります。それによって若手の人材に確保に苦労し、現在も建設業界においては若手の人材が圧倒的に少なく、後継者不足・技術の継承が出来ないなど多くの問題に直面してます。現在日本企業は働き方改革・アフターコロナの組織構成など、他業種に比べ改革が遅れを取っています。建設業界改革の一つとして労働時間の上限規制を行う流れになりました。
2024年4月のスタートに向け建設業課における労働時間規制の流れついて解説いたします。